【危険度】
●バトケン州内のタジキスタンとウズベキスタンの飛び地周辺及び同州のタジキスタンとウズベキスタンとの国境地帯、オシュ州とジャララバード州のウズベキスタンとの国境地帯(オシュ市及びオシュ市からキジルキヤ、カダムジャイを経由してバトケン市まで続く国道13号線を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●オシュ州及びジャララバード州(ウズベキスタンとの国境地帯を除く)、バトケン州の上記以外の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●首都ビシュケク市、上記を除くキルギス全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●バトケン州内に存在するタジキスタンとウズベキスタンの飛び地周辺及び同州のタジキスタンとウズベキスタンとの国境地帯、オシュ州とジャララバード州のウズベキスタンとの国境地帯は、イスラム過激派組織及び麻薬密輸グループの移動ルートとみられています。また、タジキスタンとの国境問題については、現在両国政府による合意に基づき、その解決へ向けたプロセスが進行中であり、両国関係及び当地における領土問題は改善されつつありますが、依然として同地域における住民間の偶発的な衝突の可能性が排除されない状況ですので、渡航は止めてください。
●上記を除くバトケン州、オシュ州及びジャララバード州(ウズベキスタンとの国境地帯を除く)では、過去に民族衝突や野党勢力による抗議活動が発生しているほか、依然としてイスラム過激派組織の活動、また治安機関による同組織構成員の逮捕等がしばしば報じられるなど、予断を許さない状況が継続しているので、不要不急の渡航は止めてください。
●ビシュケク市及び上記を除くキルギス全土においては、現政権による政策やその方針に反対するグループや社会に対する不満を抱える層による散発的なデモや、イスラム過激派組織によるテロ行為が発生するおそれがありますので、今後も十分注意してください。
【危険情報】キルギス
海外安全情報