●ガザ地区及び同地区との境界周辺
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●レバノンとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●ヨルダン川西岸地区(ジェリコ、ベツレヘム、ラマッラ及びこれら3都市とエルサレムを結ぶ幹線道路、ヨルダン川西岸地区内の国道1号線及び国道90号線を除く。)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●上記以外の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
【ポイント】
●2024年7月27日にイスラエルが実効支配するゴラン高原に対する攻撃により多数の死傷者が発生し、7月30日にはレバノンのベイルート郊外でイスラエル国防軍による攻撃があり、ヒズボッラーの司令官が殺害されました。また、7月31日にイランのテヘランでハニーヤ・ハマス政治局長が殺害されたことを受け、イラン当局がイスラエルに対して報復する旨表明するなど、イスラエルを含む中東地域の緊張が高まり、10月にはイラン、イスラエル双方による攻撃の応酬に発展しましたが、現在、情勢は比較的落ち着いています。つきましては、ガザ地区及び同地区との境界付近、レバノンとの国境地帯、ヨルダン川西岸地区(ジェリコ、ベツレヘム、ラマッラ及びこれら三都市とエルサレムを結ぶ幹線道路、ヨルダン川西岸地区内の国道1号線及び国道90号線を除く。)を除き(これら地域は「レベル4:退避勧告」または「レベル3:渡航中止勧告」を継続)、イスラエル全土の危険レベルを「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に引き下げます。しかしながら、イスラエルを含む中東地域の緊張が完全に緩和したとまでは認められないため、渡航に際してはその要否を十分に検討の上、最新情報の収集に努めるなど、十分に注意してください。
●ガザ地区は、イスラエル軍による軍事行動が行われています。ガザ地区及び同地区と境界周辺への渡航は、どのような目的であれ止めてください。既に滞在中の方は、安全を確保した上で、直ちに退避してください。
●イスラエル北部地域におけるイスラエル国防軍とレバノンのヒズボッラー等との間での攻撃の応酬に関し、イスラエル政府とレバノン政府は停戦に合意したものの、引き続き先行きは不透明です。レバノンとの国境地帯への渡航は、どのような目的であれ止めてください。既に滞在中の方は、安全を確保した上で、直ちに退避してください。
【危険情報】イスラエル
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