【危険度】
●パキスタンとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●ケルマンシャー州及びイーラーム州のイラクとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●イラク(上記を除く)及びアフガニスタンとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●シスタン・バルチスタン州(チャーバハール市及び同市周辺の自由貿易地域並びにアフガニスタン及びパキスタンとの国境地帯を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●シスタン・バルチスタン州チャーバハール市、同市周辺の自由貿易地域及びケルマーン州
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
●首都テヘラン他、上記地域を除く全地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
【ポイント】
●2024年10月1日のイランによるイスラエルへの攻撃、これに対する10月26日のイスラエルによるイランへの攻撃といった事態を受け、更なる攻撃の応酬に発展するかどうかが懸念されましたが、事態が直ちにエスカレートするような具体的な兆候は見られず、また、テヘラン市内を含むイラン国内は平静を保っており、特段の事案の発生は確認されていないことなどから、8月5日に危険レベルを引き上げた首都テヘラン、シスタン・バルチスタン州チャーバハール市、同市周辺の自由貿易地域、及びケルマーン州他の地域の危険レベルを2に引き下げます。
●一方、イラン・イスラエル間では、引き続き一定の緊張状態は継続するとみられ、不測の事態が発生するおそれは否定できないことから、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。
●パキスタン、イラク及びアフガニスタン国境地帯等では、治安部隊と反政府組織との衝突等がみられます。どのような目的であっても同地域への渡航は止めてください(一部地域には退避勧告が発出されています)。
【危険情報】イラン
海外安全情報