【危険情報】ベラルーシ

 海外安全情報

●ウクライナとの国境周辺地域
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●ウクライナとの国境周辺地域以外のベラルーシ全土
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

【ポイント】
●2022年2月24日に開始されたロシアによるウクライナ侵略について、依然としてウクライナとの国境周辺地域では軍事衝突による大きな被害が発生する可能性もあり、極めて危険な情勢です。このため、ウクライナとの国境周辺地域の危険情報レベル4(退避勧告)を継続します。この地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。既に滞在中の方は、安全を確保した上で、直ちに退避してください。
●欧米各国と同様、日本もベラルーシに対し、ロシアによるウクライナ侵略に関与したとして制裁を科しており、日本人であることを理由に危険が生じる可能性が懸念されます。また、2021年以降、欧州各国はベラルーシとのフライトを禁止しています。また、国境検問所も部分的に業務を停止しており、今後国境が全面的に閉鎖され出国が困難となる可能性もあります。
●ベラルーシでは、政府関連施設や地下鉄、電車、駅、線路を含む鉄道関連施設を含む多くの施設等で写真・動画を撮影した場合、当局に拘束される可能性があります。外出時において写真・動画を撮影することは極力控えてください。
●治安当局によるデモや政治的な集会の取り締まりなどでは、同参加者のみならず、見学者も逮捕または拘留される可能性がありますので、取り締まりの現場などに遭遇した場合には、直ちにその場から離れ、不測の事態に巻き込まれないよう注意してください。SNS利用による政治的主張などに関連する発信にも注意が必要です。
●このような事情から、ウクライナとの国境周辺地域以外のベラルーシ全土についても危険情報レベル3(渡航中止勧告)を継続します。この地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、ベラルーシ滞在中の方は、早期の出国の是非を検討されるようお願いします。

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