【危険情報】セネガル

 海外安全情報

【危険レベル】
●カザマンス地方(ジガンショール州のガンビアとの国境地帯およびギニアビサウとの国境地帯)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●カザマンス地方(セジュー州およびコルダ州のガンビアとの国境地帯(コルダ州ベリンガラ県を除く)、ならびにギニアビサウ及びギニアとの国境地帯)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
●マリとの国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●カザマンス地方(上記を除く地域)、ジガンショール州カップスキリング市
 レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
●上記地域を除くセネガル全域(カザマンス地方ジガンショール市を含む)
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●セネガルの周辺国であるマリ、ブルキナファソ、ニジェール等では、イスラム過激派によるテロ事件が頻繁に発生しています。マリのイスラム過激派組織は、セネガルを攻撃対象とすると明言しており、加えて、セネガル国内でも過激主義に傾倒する人物の存在が確認されていることから、セネガルでテロが発生する可能性は排除できません。
●カザマンス地方においては、セネガル政府軍と反政府武装組織「カザマンス民主勢力運動」(MFDC)を巡る情勢は改善しつつあり、MFDCの抵抗活動はジガンショール州の国境地帯に限定されています。他方、セネガル政府軍がMFDCの制圧に力を入れる中、MFDC残党の反発が予想されるほか、地雷の設置も確認されていますので、ジガンショール州のガンビアとの国境地帯およびギニアビサウとの国境地帯への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●セジュー州とコルダ州のガンビアとの国境地帯ならびにギニアビサウおよびギニアとの国境地帯においては、近年MFDCの活動は確認されておらず、地雷等の被害例もないことから、レベル3からレベル2に引き下げますが、不要不急の渡航は止めてください。
●上記を除くカザマンス地方およびジガンショール州カップスキリング市においては、MFDCの活動や地雷等の被害例もないことから、レベル2からレベル1に引き下げます。また、ジガンショール市とカップスキリング市を結ぶ幹線道路R20は治安機関によるパトロールもあり通行可能ですが、R20より南側には地雷が設置されているおそれがあるため、引き続きレベル3とします。

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