【危険情報】ペルー

 海外安全情報

【危険度】
●フニン州の一部地域(ワンカヨ郡、コンセプシオン郡の一部地域及びサティポ郡)、ワンカベリカ州タヤカハ郡及びチュルカンパ郡、アヤクチョ州ワンタ郡及びラ・マル郡、クスコ州コンベンシオン郡の一部地域、コロンビアとの国境地帯(ロレト州プトゥマヨ郡)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

●コロンビア及びブラジルとの国境地帯(ロレト州マリスカル・ラモン・カスティーヤ郡)、アマソナス州コンドル山脈のエクアドルとの国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

●プーノ州
 レベル1:十分注意してください。(引き下げ)

●上記以外の地域(首都リマ市、カヤオ憲法特別市を含む)
レベル1:十分注意してください。(継続)


【ポイント】
●2022年12月からペルー全土でボルアルテ政権に対する抗議活動が激化したことにより、ペルー政府は非常事態宣言を全土に発出しました。同宣言は、2023年1月以降も対象地域を縮小しながらペルー南部を中心に継続されていましたが、抗議活動は徐々に散発的になり、2023年9月3日まで継続されていたプーノ州の非常事態宣言の解除をもって、ボルアルテ政権に対する抗議活動に伴う非常事態宣言は全て解除されました。
●プーノ州で多数の死者が発生したデモから1年を経て開かれた2024年1月9日の追悼集会においても、暴力的な抗議活動は行われず平和裡に終了しており、同州の情勢は落ち着きを取り戻しています。
●上記を踏まえ、プーノ州を、危険レベル2から1に引き下げます。ただし、ペルーの情勢は流動的で、抗議活動が突然活発化する懸念が引き続きありますので、常に最新の情報に気を配り、注意を怠らないでください。

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