【危険情報】レバノン

 海外安全情報

【危険度】
●バールベック・ヘルメル県北部及び東部(アルサールを含む。バールベック遺跡周辺を除く。)、アッカール県北部、ベカー県東部、ナバティーエ県北東部及び南部、南レバノン県南部(ティール以北の地中海沿岸地域を除く。)並びにパレスチナ難民キャンプ
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

●アッカール県南部、バールベック・ヘルメル県南西部(バールベック遺跡周辺を含む。)、北レバノン県トリポリ市及びベイルート南郊外(ダーヒエ地区)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

●上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●内戦等の歴史的経緯から銃器がまん延しており、個人間のトラブルから発砲事案に発展するケースが日常的に発生しています。また、集団同士の抗争等から銃撃戦へと発展するケースも確認されています。
●近年のレバノン国内の経済・財政危機の深刻化に伴う国民の経済的困窮により、窃盗、車上荒らし及び強盗などの財物を標的とする各種犯罪(暴行を伴うものを含む)が増加傾向にあり、邦人の盗難被害も発生しています。また、全土でガソリン、医薬品、電力等の生活必需品の価格が高騰しており、供給が不安定化しています。
●シリアと国境を接するレバノン北部、東部及び南部の地域は、軍・治安機関が警戒監視を強化し、一般人の立入りを制限している場所が含まれており、不審者と判断された場合は拘束される可能性があります。同地域への渡航は止めてください。
●パレスチナ難民キャンプ内では、死傷者を伴う銃撃事件等が発生しています。同地域への渡航は止めてください。
●ナバティーエ県南部及び南レバノン県南部地域では、UNIFIL(国連レバノン暫定駐留軍)兵士の死亡事案及び同地域からイスラエル北部に対するロケット弾の発射事案並びにイスラエル国防軍による空爆が発生しています。ナバティーエ県南部及び南レバノン県南部(ティ-ル以南)の地域への渡航は止めてください。

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