【危険度】
●フニン州の一部地域(ワンカヨ郡、コンセプシオン郡の一部地域及びサティポ郡)、ワンカベリカ州タカヤハ郡及びチュルカンパ郡、アヤクチョ州ワンタ郡及びラ・マル郡、クスコ州コンベンシオン郡の一部地域、コロンビアとの国境地帯(ロレト州プトゥマヨ郡)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●コロンビア及びブラジルとの国境地帯(ロレト州マリスカル・ラモン・カスティーヤ郡)、アマソナス州コンドル山脈のエクアドルとの国境地帯、プーノ州
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●首都リマ市及びカヤオ憲法特別市
レベル1:十分注意してください。(継続)
●上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
【ポイント】
●2022年12月からペルー全土でボルアルテ政権に対する抗議活動が激化したことにより、ペルー政府は非常事態宣言を全土に発出しました。同宣言は、2023年1月以降も対象地域を縮小しながらペルー南部を中心に継続されていましたが、抗議活動による死亡者は2月10日以降発生しておらず、抗議活動は散発化し、道路封鎖も局所的なものになりました。
●上記を踏まえ、危険レベル2が発出されている地域のうち、昨年12月に発出された非常事態宣言が解除された地域を危険レベル1に引き下げます。ただし、ペルーの情勢は流動的で、抗議活動が突然活発化する懸念が引き続きありますので、常に最新の情報に気を配り、注意を怠らないでください。