【危険情報】ブルキナファソ

 海外安全情報

【危険度】
●マリ、ニジェール、ベナン、トーゴ、ガーナ、コートジボワール国境周辺地域及び北部、中東部、東部地方 
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●中北部地方のナメンテンガ県南部、サンマテンガ県南部、バム県南部、北部地方のヤテンガ県南部、ブークル・デュ・ムフン地方のスル県南東部、ナヤラ県南東部
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(引き上げ)
●テュイ県 
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(引き上げ)
●上記を除く地域(首都ワガドゥグを含む)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

【ポイント】
●マリ、ニジェール、ベナン、トーゴ、ガーナ、コートジボワールとの国境地域及び北部、中東部、東部地方では、イスラム過激派組織等による治安機関や住民等に対する襲撃事件及び誘拐事件が頻発し多数の人が殺害されており、治安情勢が極めて悪化しています。また、これに伴い、現政権は対テロリスト掃討作戦を本格化しており、報復攻撃も含めて戦闘や空爆が激化する傾向にあるため、レベル4を継続します。同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。
●中北部地方のナメンテンガ県、サンマテンガ県、バム県、北部地方のヤテンガ県、ブークル・デュ・ムフン地方のスル県、ナヤラ県については、これまで各県の一部は危険レベル3でしたが、各県全体が新たに非常事態宣言の対象地域に追加されたため、各県全体を危険レベル4に引き上げます。同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。また既に滞在されている方は直ちに退避してください。
●テュイ県も、新たに非常事態宣言の対象地域に追加されました。同地域に広がる森林地帯に多数のイスラム過激派組織等が存在しており周辺地域の治安機関や住民などに対する襲撃事件が発生しています。非常事態宣言の対象地域に指定されたことにより、同地域に対する政府軍による反撃も今後より本格化する見込みのため、危険レベルを4に引き上げます。同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。また既に滞在されている方は直ちに退避してください。
●首都ワガドゥグにおいては、2022年、一部の国軍兵士が武力により権力を掌握する事案が8か月の間に2回(1月24日、9月30日)発生しました。これまでのところ、市民による大規模なデモや暴動等には発展していませんが、周辺地域や主要幹線道路におけるテロの増大に起因する経済・社会状況の悪化の可能性は排除されず、市民の不満の蓄積等による状況悪化等により、今後の大規模デモやそれらに触発される暴動等の可能性が排除されません。また、首都圏を除く国内全域においてテロ情勢が悪化し同支配地域が拡大、同周縁部は従来に比べ首都圏に接近しています。これに伴い暫定政府は対テロ掃討作戦を本格化していることから、報復を含めた首都におけるテロ攻撃の可能性も排除できないため、危険レベル3を継続します。

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