【危険情報】ネパール

 海外安全情報

【危険度】
●極西部(カイラリ郡、バジャン郡、バジュラ郡、アチャム郡)、中西部(バケ郡、スルケット郡、ジュムラ郡、ダン郡、バルディア郡、ロルパ郡、ルクム(東部)郡、ルクム(西部)郡、サリヤン郡、ジャジャルコット郡、カリコット郡、ダイレク郡、ピュータン郡)、中部(パルサ郡・バラ郡・ラウタハト郡・サルラヒ郡・マハッタリ郡・ダヌシャ郡の各東西ハイウェイから南方地域)、東部(シラハ郡とサプタリ郡の各東西マヘンドラハイウェイから南方地域)
レベル1:十分注意してください。(引き下げ)

●上記以外の地域(フムラ郡、ムグ郡、ムスタン郡、マナン郡、ラスワ郡、ソルクンブ郡のクンブ地区を除く)
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●ネパールの中部と東部地域では、2015年頃から、ネパールからの独立を目指す反政府組織であるマデシ独立同盟が各種抗議活動を活発に行い、爆発物等により市民を殺傷するなど多数の違法行為を行ってきました。その後、2019年に政府とマデシ独立同盟が和平合意を行い、同組織は独立闘争を放棄しました。他の反組織も、警察の厳しい取り締まりにより離散状態となっており、両地域の治安は改善していますので、危険レベル2からレベル1に引き下げます。
●ネパール極西部と中西部の地域には、マオイストの過激派であるマオイスト・チャンド派の勢力範囲が確認されていますが、2021年3月の政府との和平合意により、同派は暴力を放棄し、平和的政治活動を行うことを合意しました。それ以降、両地域の治安は改善されていますので、危険レベル2からレベル1に引き下げます。
●バンダと称するゼネラルストライキが散発的に実施されており、各種交通機関の麻痺及びバンダに乗じた暴力行為に注意が必要です。

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