【危険情報】イラン

 海外安全情報

【危険度】
●パキスタンとの国境地帯
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●ケルマンシャー州及びイーラーム州のイラクとの国境地帯
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●イラク(上記を除く)及びアフガニスタンとの国境地帯
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●シスタン・バルチスタン州(チャーバハール市及び同市周辺の自由貿易地域並びにアフガニスタン及びパキスタン国境地帯を除く)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●シスタン・バルチスタン州チャーバハール市、同市周辺の自由貿易地域及びケルマーン州
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●首都テヘランほか、上記地域を除く全地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●2022年9月以降、イランにおいて、ヘジャブの着用が不適切だとして拘束された女性の死亡を発端として、抗議活動がイラン全土で発生し、複数の死傷者や拘束者が発生しました。本抗議活動については、現時点で小康状態となっていますが、万が一デモに遭遇した場合には、以下の点に留意し、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
●2020年1月3日、イラン革命ガード高官がイラク国内で米国に殺害され、同8日、イラン革命ガードがイラク国内の米軍駐留基地に対しミサイル攻撃を行うなど、米・イラン間の緊張が極度に高まりましたが、その後、米国・イラン双方ともエスカレーションを回避したいとの意向により、直接的な軍事衝突は回避され、2021年4月には、イラン核合意(JCPOA)に関して関係国の間で対話が開始されました。しかしながら、イランを巡っては高い緊張状態が継続していますので、渡航に際しては、引き続き最新の治安情報の入手に努めるとともに、十分な安全対策を講じてください。

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