【危険度】
●カシュウ地方
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●その他の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
【ポイント】
●カシュウ地方は、セネガルの反政府勢力であるカザマンス民主勢力運動(MFDC)の一派の後方拠点があると言われており、また、近年も散発的な襲撃や地雷による被害も発生していますので、渡航は止めてください。
●2022年2月、「クーデタ-未遂」とされる政府庁舎襲撃事件が発生し、同年5月には大統領が国民議会を解散し、大統領令により次期国民議会選挙まで首相が暫定政府を指揮することとされているものの、選挙実施時期の見通しが立っていないなど、依然としてギニアビサウの政情は不安定です。こうした政情不安が国内治安の急激な悪化に直結するおそれもあり、また、麻薬密輸の国際的な経由地になっているほか、銃器の流通も認められることなどから、カシュウ地方を除く地域についても不要不急の渡航は止めてください。