【危険度】
●フニン州サティポ郡の一部地域、ワンカベリカ州タカヤハ郡の一部地域、アヤクチョ州ワンタ郡の一部地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)
●コロンビアとの国境地帯(ロレト州プトゥマヨ郡)、クスコ州の一部地域、フニン州の一部地域、ワンカベリカ州の一部地域、アヤクチョ州の一部地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ロレト州マリスカル・ラモン・カスティーヤ郡、アマソナス州コンドル山脈のエクアドルとの国境地帯
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●ウカヤリ州アタラヤ郡、マドレ・デ・ディオス州タワマヌ郡(新規)
レベル1:十分注意してください。
●リマ州(首都リマ市及びカヤオ憲法特別市)、フニン州の一部地域、ワヌコ州プエルト・インカ郡、パスコ州オクサパンパ郡、マドレ・デ・ディオス州タンボパタ郡及びマヌー郡(継続)
レベル1:十分注意してください。
【ポイント】
●2020年3月以降のコロナウイルス対策に伴う外出制限により、一時的に一般犯罪は減少していましたが、コロナ禍による経済状況悪化を背景に、リマ市を中心に殺人等の凶悪事案が急速に増加する等、全国での一般治安が悪化しています。
●クスコ州、フニン州、ワンカベリカ州、アヤチョク州にまたがるアプリマック、エネ及びマンタロ川渓谷(VRAEM地域)では、引き続きテロや誘拐事件が発生しています。テロ組織「センデロ・ルミノソ」が活動範囲を拡大する可能性もあることから、これまで一部地域のみレベル3に指定されていたフニン州サティポ郡、ワンカベリカ州タカヤハ郡、アヤクチョ州ワンタ郡について、各郡全域をレベル3に引き上げます。これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●ワヌコ州プエルト・インカ郡、パスコ州オクサパンパ郡の一部地域については、ペルー政府により発出されている組織犯罪対策のため非常事態宣言の対象地域が拡大され、隣接するウカヤリ州アタラヤ郡に対しても適用されたところ、同郡に対して危険レベル1を発出します。これら地域では、麻薬組織と治安機関との間で衝突が発生する等の不測の事態に巻き込まれる可能性がありますので、十分注意してください。
●マドレ・デ・ディオス州タンボパタ郡、マヌー郡に対して発出されている治安対策のための非常事態宣言の対象地域が拡大され、隣接するタワマヌ郡に対しても適用されたため、同郡に対して危険レベル1を発出します。これら地域には国立自然公園が位置し、自然観光のルートともなっていますが、大規模な違法採掘及び関連する人身売買・麻薬取引・強盗等が発生していることから、十分注意してください。
【危険情報】ペルー
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